今回は子育ての土台となる夫婦のお話です。
我が家は結婚11年目、夫は8歳年上で娘によく似て落ち着きがないです。
そんな私たちが11年間円満でいられるたった一つのルールを紹介します。
それは褒めて欲しいことは『自己申告すること』です。
詳しく見ていきましょう。
「夫婦」は「他人」だということを理解する
夫婦と言えど生まれも育ちも異なる他人同士です。
「気付いて」「察して」なんていうのはエスパーでもない限りそもそも無理なんです。
長く一緒に居るから、パートナーだから分かってくれる…
と期待するから分かってもらえなかった=裏切られたと思ってしまう。
それではどんどん信頼関係が崩れてしまいますよね。
おすすめは家事を自己申告で褒めてもらう事
「今日洗面台掃除したよ!」
「食器洗っておいたよ」
「洗濯物取り込んだよ」
どんな些細なものでも、褒めてもらいたいことはどんどん自己申告しましょう。
ここで大事なのは言われた側はまず褒めること。そして感謝。
「俺も朝ごみ捨てたよ!」
「私も毎日ご飯作ってるよ!」
と思ってもここは張り合わずにまず褒めましょう。
そして褒めた後に、改めて自分の褒めてもらいたいことを自己申告しましょう。
言われた方は褒め返す。
たったこれだけ!
このルールさえ守れれば、自然と「ありがとう」の回数が増えます。
「察してくれない」と思う前に試しにやってみてください。
自分流のやり方を押し付けない
例えば相手の家事のやり方をみて
- もっと丁寧にやってほしい
- もっとこういう風にやってほしい
と思うかもしれません。
でも、それはあなたのこだわりです。
理想通りに仕上げたいのであれば、あなたがやりましょう。
・・・というのが大前提ですが、本当に雑なパートナーも居るんですよね。
フライパン洗ってくれたけど触るとベトベトが毎回残ってるとか。(我が家の例です)
そういうときは「汚れが残ってるからもっとちゃんと洗って!」と押し付けるのではなく
「ちょっと汚れが残ってたからもう一回洗っておいたよ!」だったり
「こういう風に洗うとよく落ちるみたい!」など、
自分がお手本を見せて《次からやってもらえるよう促す》方法で伝えると、言われる側も受け止めやすいのでおすすめです。
家事以外でも自己申告してみよう
同じように髪を切った時や新しい服を着た時ににコメントが欲しい場合。
誉め言葉が出てこない人って結構いるんです。
そういう時は少し図々しいくらいに
「髪切ったんだけど、似合うでしょ?」
「この服〇〇の新作なの、ここの部分可愛くない?」
と言ってあげると、パートナーも
「あ、この部分を褒めればいいんだな」というのが分かるので
期待しているコメントが出てきやすいです。
誘導尋問のようですが、自分も相手もストレスが少なくなるテクニックですよ。
発達障害・ASD育児にも応用ができる
ここまで読んでくださった方はピンと来ているかもしれません。
そう、どう答えたらいいかを分かりやすく話すことは発達障害の子への声掛けに繋がる部分があります。
娘の場合も
「これはどう?」と聞くと答え方が分からず「どう」と返ってくることが良くあります。
「これ着ていく?」「これ要る?」というように聞くと、
「うん、着ていく」「いらない」など意思を引き出すことができます。
自己申告ではありませんが、欲しい回答をもらうために聞き方を工夫するとお互いにストレスが軽減しますよ。
聞き方ひとつでどんなコミュニケーションにも応用できるんです。
まとめ
今回は夫婦円満のための『自己申告ルール』と、育児に応用できる『聞き方』について紹介しました。
- 「夫婦」は「他人」だということを理解して過度な期待はNG
- 褒められたい事や気付いて欲しいことはどんどん自己申告してみよう
- 自己申告された側はまず褒める。感謝も忘れずに。
- 褒めて欲しい部分はピンポイントで提示すると希望の答えがもらえる可能性UP
- ほしい回答をもらうための聞き方の工夫は育児にも応用できる
夫婦は他人である以上、お互いを思いやる気持ちが大事です。
しかしどう思いやればいいのか分からない不器用なパートナーも居ます。
ぜひ一度自己申告ルールを取り入れてみてください!
もちろん自分たち流にアレンジしてもOKです。
夫婦で話し合って改良し、お互いが無理なく続けられるルールを作ってみてくださいね。
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