【発達障害】保育園の懇談会で娘の発達について話してきました

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こんにちは。すぺ子ママです。

コロナ禍でここ2年ほど中止だった保育園の保護者懇談会が久しぶりに開催されました。

娘のすぺ子は既に年長さんですが、このタイミングにと娘の発達について同じ園のママさんたちに話してきました。

今回はその時に話した内容と、話すに至った考えを記していこうと思います。

こんな人に読んで欲しい
  • お子さんの発達障害についてどこまでオープンにするべきか悩んでいる
  • ママ友に発達障害について話したいけど、どう話して良いか分からない
  • 発達特性のせいでりに迷惑をかけているような気がして心苦しい
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すぺ子の発達について

娘のすぺ子は過去に2回発達検査を受けています。

2019年12月(3歳1カ月)新版K式発達検査2001で全領域87

2020年11月(4歳0カ月)田中ビネー知能検査VでIQ81~90

どちらも境界領域(グレーゾーン)という結果でした。

知的な部分は周りより少し幼い(発達がゆっくり)とのこと。

そして2020年の9月(3歳10カ月)に大学病院の精神神経科の医師より『自閉スペクトラム症』の診断をいただいています。

すぺ子の通う保育園について

すぺ子は満1歳の4月から今の保育園に平日週5日通っています。

認可ですが規模の小さい保育園で、同級生は現在すぺ子含めて4名。

年少~年長まで3学年が幼児クラスとして一緒に過ごします。

年中・年少児は人数が多く、幼児クラス全体では26人ほど在籍してます。担任は3名です。

園の先生からは1歳児の時点で「個別の配慮が必要です」と伝えられ、加配は無いながらも他の子よりは多めに目をかけてもらっています。

カミングアウトするに至った考え

すぺ子の障害を知っているのは先生方と、同じ療育園に別日に通っている年中の子1名のママさんのみ。

年少、年中と懇談会がコロナで中止となり、話すタイミングがなかったこともあってもう残り10カ月くらいだから言わなくてもいいかなとも考えました。

良くも悪くも「そういう目」で見られるから。

でもすぺ子の平穏な生活にとっては、知っていてもらった方がメリットがあると思い至りました。

  • 療育に行く日は半日で帰るので、年長くらいになってくると「なんで?」と思う子もいる
  • 「すぺ子はこういう子」ということを無意識に理解して気を遣ってくれている同級生がいる
  • そういう友達の存在はとっても有難く仲良くしてもらいたいけど、一部の親御さんからは面倒な子として疎まれているのを知っていたので、カミングアウトすることで腑に落ちてもらえるかなという淡い期待
  • 寝起きが悪いと情緒面が崩れてしまうため、お昼寝させないなど他の子と違うことをさせてもらっているので「特別扱い」として園にクレームが来ないよう「個別の配慮」であることを理解してもらいたい
  • 伝えないまますぺ子が「変な子」として見られるのが嫌だった
  • 小さい園なので、知らないうちに噂みたいに広まるのが嫌だった

カミングアウトに至った私の頭の中を整理するとだいたいこんな感じです。

実際に懇談会で話した内容

実際、年長さんの6月に開催された懇談会で話した内容です。

すぺ子の母親です。

すぺ子は発達に凸凹があります。

大きな音や予想外の事に敏感で怖がったり、パニックを起こしてしまったり、空気を読んだり距離感を掴むのが苦手でお友達にしつこくしてしまうことなどが度々あるかと思います。

本人はお友達と遊んだり小さい子の面倒を見るのが大好きなんですが、そういった特性もあり上手く表現できない場面もあるかと思います。

少しでも落ち着いて生活できるよう、年少さんの後半から週に1回、発達支援の教室に通っています。

私も発達障害について勉強しながらの日々ですので、至らぬ点あるかと思います。
もしすぺ子のことで何かありましたら、先生経由でも構いませんので遠慮なくお知らせください。

先生からは周りのお友達が積極的にフォローしてくれていると伺っています。
いつも仲良くしていただいているクラスお友達には、本当に助けられています。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございます。

お友達のお陰で保育園に行きたくないと言ったことは一度もなく、とても楽しく通えてます。

『発達障害』『自閉スペクトラム症』などの具体的なキーワードは出さずに、誰にでも分かりやすい言葉を意識して選びました。

構成としては

  1. 発達特性の事実と具体例を伝える
  2. 家庭でも対応している旨を伝える
  3. 何かあった時に受け止める準備ができていることを伝える
  4. 仲良くしてもらっているお礼を伝える

特に2と3は同じクラスの親御さんの理解を得るには必須かなと思っています。

カミングアウト後の周りの反応

ほとんどの親御さんやその子どもたちは特に何も変わらずに接してくれています。

年中さんのママさんから「実はうちもそうかもと思って、今検査とかに行ってるんです・・・」と打ち明けてもらいました。

すぺ子と波長が合うのか普段から仲良くしてくれている子だったので親近感もあり、その後も送迎などでお会いした時に話をしたりしています。

また、去年からの担任の先生のお一人からは

「懇談会でお話いただいたとき、お母さんのすぺ子ちゃんへの愛がとっても伝わってきて、感動して私が泣きそうでした~」

と嬉しいお言葉をいただきました。

先生方にも普段かなりご迷惑をお掛けしているので、先生のモチベーション的にも、想いを共有できたことは良かったかなと思います。

幸い、カミングアウトによって偏見の目で見られるようなことは無かったように思います。

まとめ

今回は保育園の保護者懇談会で発達障害をカミングアウトしたことについてお話しました。

個人的には周囲の反応、リアクションも含めて話して良かったと思います。

すぺ子が伸び伸び過ごせていることと、私自身もオープンにしたことでスッキリした部分もあります。

子どもの発達障害が分かって、混乱することも多いですよね。

ママ友や関係する方にどう話したら良いのか悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。

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